第2弾も二上剛氏原作の「ダーク?リバー」(講談社文庫)をもとに、「黒薔薇」の神木恭子と折原圭作の活躍を描きます。內勤の警務課?資料係の神木(貫地谷)はひょんなことから老人の変死體が発見された現(xiàn)場へ。キャリアの検視官は病死で処理しようとするが、他殺の疑いを抱く神木には納得できない。一方、神木と同じ所轄署の刑事課強行犯係主任の折原(岸谷)も似たような事件に遭遇。久々に顔を合わせた二人は、それぞれの事件の共通點を洗い出すうちに、警察內部の闇へと足を踏み入れていきます。 身寄りのない老人の変死體から抱いた神木の違和感が、警察組織を揺るがすような巨大な犯罪へと広がっていく…。元警察官の二上剛氏だからこそ描ける、リアリティ溢れるスリリングな犯罪捜査の世界へ今回も見る者をグイグイと引き込んでいきます。